11日、大井競馬場で行われたハイセイコー記念(2歳・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、有年淳騎手騎乗の2番人気トウケイファイヤー(牡2、大井・矢作和人厩舎)が、好位追走から先に抜け出すと、直線追い込んだ7番人気ハリケーンストームに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分40秒7(良)。さらに3/4馬身差の3着には逃げ粘った3番人気ガイアヘッドが入り、3連単は16万4860円の高配当となった。圧倒的1番人気(単勝110円)に支持されたエスプリフェザントはスタートでつまづき、道中は2番手まで押し上げたものの直線に入ると失速し、勝ち馬から18馬身差(3.6秒差)の最下位9着に敗れた。
勝ったトウケイファイヤーは、父スキャン、母ワンタッチ(その父ワッスルタッチ)という血統。6月14日のデビュー戦(大井・ダート1000m)を4馬身差の圧勝で飾ると、前走のつばめ特別2歳も快勝していた。重賞初制覇で、通算成績は6戦4勝。