CWで1週前追い切りを行ったカレンブラックヒル(撮影:井内利彰)
2012年NHKマイルCの覇者、カレンブラックヒル(栗東・平田修厩舎)は、朝一番の追い切りが終わって、頭数も落ち着いたCWコースに秋山真一郎騎手を乗せて登場。遥か前方を走る、ウェーブオーキッドを追走した。
この馬らしく、向正面から速いラップを刻みながら、4コーナーのカーブを回ってくるが、引っ掛かるといった様子は一切なし。直線に向いた時点でも前との差はかなりあったが、そこから差を詰めてくるのも、この馬の特徴。ゴール前ではきっちり交わす走りで、6F80.3〜5F65.9〜4F52.4〜3F39.1〜1F12.4秒でフィニッシュ。決して速い時計ではないが、変わりなく順調に調整が進められている、そんな印象を受ける内容だった。(取材・写真:井内利彰)