ロードプリヴェイル障害重賞3連勝

2004年11月13日 14:39

 13日、京都競馬場で行われた京都ハイJ(JG2、芝3930m)は、熊沢重文騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)ロードプリヴェイル(牡6、栗東・池江泰郎厩舎)が、道中2番手追走から4角手前で先頭に立つと、直線後続を突き放し圧勝した。勝ちタイムは4分32秒2(良)。10馬身差の2着に直線後方から追い込んだ3番人気ナムラリュージュ、さらに3.1/2馬身差の3着にサンライズブルーが入った。なお、2番人気に支持されたオレンジボウルは落馬競走中止した。

 勝ったロードプリヴェイルは、父Woodman、母Dance Play(その父The Minstrel)という血統の外国産馬で、伯父に84年英ダービー馬(英G1)セクレト(牡23、父Northern Dancer)がいる。ロードプリヴェイルは03年まで平地で走り、ホンコンJCT(1600万下)など6勝の成績を残し、04年から障害に転向。3戦目の未勝利(阪神・3000m)で障害初勝利を挙げ、京都ジャンプS(JG3)でクールジョイ(牡6、栗東・松元茂樹厩舎)の6着に敗れるものの、その後は3戦続けてのレコード勝ち。小倉サマーJ(JG3)、阪神ジャンプS(JG3)、そして今回と、現在障害重賞3連勝を記録している。通算成績は34戦12勝(うち障害9戦6勝)となった。ジャンプ重賞3連勝は03年ウインマーベラスに続いて史上2頭目の記録。

 鞍上の熊沢重文騎手は、99年ロードアトラスで制して以来となる同レース2度目の制覇。JRA重賞はロードプリヴェイルで制した阪神ジャンプSに続く今年3勝目で通算23勝(うち障害10勝)。障害重賞10勝は史上5人目、平地・障害双方の重賞10勝は史上初の快挙となった。管理する池江泰郎調教師は同レース初制覇で、JRA重賞はレクレドールで勝ったローズS(G2)など今年6勝目。JRA重賞通算46勝目となった。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。