天皇賞の惨敗から一変、4番人気ムスカテールが重賞初制覇/目黒記念

2013年05月26日 19:55

ムスカテールが待望の重賞初制覇。2分29秒6はコースレコード(撮影:下野雄規)

 26日、東京競馬場の最終12Rで目黒記念(3歳上・GII・芝2500m)が行われ、道中は後方集団のインコースに控えていた内田博幸騎手騎乗の4番人気ムスカテール(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が直線に向いて残り200mで一気に先頭に立ち、先行馬を見ながら運んで早め抜け出しを図った2番人気ルルーシュ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)に最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイム2分29秒6(良)は、レコードタイム。

 さらに3/4馬身差の3着に、直線に向いて外から脚を伸ばした3番人気カフナ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。その後の4着には、14番人気ヒットザターゲット(牡5、栗東・加藤敬二厩舎)、5着は5番人気タッチミーノット(牡7、美浦・柴崎勇厩舎)の順で確定。

 なお、1番人気アドマイヤラクティ(牡5、栗東・梅田智之厩舎)は中団を追走するも、直線に向いての反応が悪く10着に敗れている。

 勝ったムスカテールは、父マヤノトップガン、母シェリール、その父サンデーサイレンスという血統。前走・天皇賞・春では乱ペースに巻き込まれる形で16着の惨敗に終わっていたが、道中内目で待機しピタリと折り合って進めた今回は直線でしっかりと脚を伸ばして差し切り、7度目の重賞挑戦で嬉しい重賞初制覇。通算6勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
ムスカテール(牡5)
騎手:内田博幸
厩舎:栗東・友道康夫
父:マヤノトップガン
母:シェリール
母父:サンデーサイレンス
馬主:吉田勝己
生産者:ノーザンファー
通算成績:19勝6勝(重賞1勝)

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