4日、門別競馬場で第41回北海優駿(3歳・ダ2000m・1着賞金500万円)が行われ、道中は中団に待機していた服部茂史騎手騎乗の1番人気ミータロー(牡3、北海道・田中淳司厩舎)が、3〜4コーナーで先団へと取り付くと直線に向いて残り200mあたりで抜け出し、先手を奪って粘り込みを図った3番人気ストロングサンデー(牡3、北海道・伊藤隆志厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分9秒9(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、早めの進出からゴール前一杯に残した4番人気ライプメイン(牡3、北海道・松本隆宏厩舎)が入った。なお、2番人気レオニダス(牡3、北海道・田中淳司厩舎)は、さらにハナ差遅れての4着まで。
勝ったミータローは、父プリサイスエンド、母サカノエンジェル、その父リンドシェーバーという血統。昨年4月25日のスーパーフレッシュチャレンジ(門別1200m)で、2010年世代の中で勝ち上がり第1号となり、その後は地元や南関東、岩手の重賞で転戦を重ねて好結果を続けたが、7度目の重賞挑戦で嬉しい初制覇。第44代目・道営ダービー馬の座を射止めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ミータロー(牡3)
騎手:服部茂史
厩舎:北海道・田中淳司
父:プリサイスエンド
母:サカノエンジェル
母父:リンドシェーバー
馬主:小林祥晃
生産者:静内酒井牧場
通算成績:12戦4勝(JRA2戦0勝、重賞1勝)