軽快なスピードとパワーが印象的なトーセンラー(撮影:井内利彰)
朝一番のCWコースを半周した後、坂路馬場へ移動した
トーセンラー(栗東・藤原英昭厩舎)。坂路では、大きく先行する
ドニカナルボーイに併せるというよりも、目標にする形でスタートした。
折り合いがしっかりとついた状態で坂路を駆け上がっていたが、残り400mの標識あたりでは、前との差がまだ5馬身以上。しかし、フットワークが力強く、その差は見る見るうちに詰まっていき、最後は追い抜く形。時計は4F53.0〜3F38.4〜2F25.4〜1F13.2秒と速くはないが、軽快な
スピードと
パワーが印象的な動きだった。(取材・写真:井内利彰)