愛知の女王ウォータープライドがゴール前で抜け出す/東海ダービー

2013年06月07日 17:42

 7日、名古屋競馬場で第43回愛知県知事賞・東海ダービー(3歳・ダ1900m・1着賞金500万円)が行われ、スタートを決めて道中は2番手を追走していた児島真二騎手騎乗の1番人気ウォータープライド(牝3、愛知・塚田隆男厩舎)が、1周目の正面スタンド前で果敢に先手を奪った7番人気ホウライジェントル(牡3、愛知・藤ヶ崎一人厩舎)との激しい叩き合いをゴール前で制し、最後は3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分5秒3(良)。

 さらに3馬身差の3着に、レース序盤はハナを切って直線に向いて盛り返した4番人気ゴールドブラザー(牡3、笠松・鈴木良文厩舎)が入った。なお、3番人気ピッチシフター(牝3、愛知・川西毅厩舎)は4着、2番人気エストレーモ(牡3、愛知・川西毅厩舎)は5着にそれぞれ敗れている。

 勝ったウォータープライドは、父マイネルラヴ、母キョウワセイラン、その父タイキシャトルという血統。前々走・東海クイーンC(名古屋1600m)を3馬身差で快勝し重賞4勝目を挙げ、前走は園田に遠征して兵庫ダービー馬ユメノアトサキから半馬身差遅れての惜敗。重賞5勝目を懸けて挑んだ地元の大一番は、スンナリ2番手追走から、早めの仕掛けでマッチレースへと持ち込んだホウライジェントルを最後に力でねじ伏せて、第43代目の東海ダービー馬の座を射止めた。

【勝ち馬プロフィール】
◆ウォータープライド(牝3)
騎手:児島真二
厩舎:愛知・塚田隆男
父:マイネルラヴ
母:キョウワセイラン
母父:タイキシャトル
馬主:山岡良一
生産者:辻和明
通算成績:13戦8勝(重賞5勝)

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