リターンラルクはバネの利いたフットワークで潜在能力を秘める

2013年06月15日 12:00

 日曜東京5R(芝1600m)でディープインパクト産駒の評判馬リターンラルク(牡)がベールを脱ぐ。13日の最終追いは美浦Wで躍動。バネの利いたフットワークで馬体を小気味よく伸縮させ、5F67秒4-38秒3-13秒1をマークした。

 “飛ぶ”と表現された父のフォームとは違い、前肢をたたきつけるような走りが特徴的。白い鼻面、右前肢、左後肢は母の父ノーザンテーストの影響を強く感じさせる。大竹師は「気が良くて、併せ馬だと時計が出過ぎるから単走で。動きは良かった。かき込みが鋭くてバネがある。見た目はあまり似ていないけど、ディープの子らしい柔らかなフットワークだと思う」と合格点を与えた。

 半兄オーシャンエイプス(父マヤノトップガン)は新馬戦を8馬身差でV。弟も初戦から能力を発揮できる仕上がりにある。普段からコメントは控えめな部類のトレーナーは「まだ幼児体形で筋肉がつき切っていない。それ以上に気持ちが前向き過ぎる点が心配。子どもの運動会に行く気分」と疑心暗鬼な様子ものぞかせたが、かなりの潜在能力を秘めているのは間違いない。

提供:デイリースポーツ

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