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【ジャパンC】欧州最強馬カランダガン陣営が大仕事へ自信大 「ドバイの時は100%ではなかった」

2025年11月25日 18:00

ダートコースで調整するカランダガン(カメラ・荒牧 徹)

◆第45回ジャパンC・G1(11月30日、東京競馬場・芝2400メートル)=11月25日、東京競馬場

 これが欧州最強馬のポテンシャルか。カランダガン(セン4歳、仏Fグラファール厩舎、父グレンイーグルス)は、帯同馬と共にダートコースでダクから早めのキャンターを実施。460キロ程度の中型馬だが、四肢はチーターのように大きく躍動していた。ロベル助手の「非常に状態がいい」という言葉もうなずける。筋肉の上質な柔らかみはほれぼれするほどだ。

 今年6月のサンクルー大賞から、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSとG1を3連勝。そのどれもが完勝で、倒してきた相手もレベルスロマンス、オンブズマン、ドラクロワといったトップホースたちなのだから、押しも押されもせぬナンバーワンだ。その強みを、2歳から調教にまたがっている同助手は「末脚の加速力と、非常に乗りやすいところ」と分析。充実のシーズンを「3歳のときは気むずかしさもあったが、4歳になりフィジカル面が美しくなり、メンタル面でも集中力が出てきた」と納得の表情で振り返った。

 ただ、ジャパンCは欧州馬にとっては高い壁だ。勝利は05年のアルカセットまでさかのぼり、馬券内も06年のウィジャボード(3着)が最後。カランダガンと同じ同年の欧州年度代表馬も過去3度出走したが、全て敗れている(92年ユーザーフレンドリー6着、96年エリシオ3着、ウィジャボード)。「日本の馬のレベルはここ15年で格段にあがっているし、輸送もある。難しいのは確か」と同助手も前置きしながら「芝は合っていると思う」と課題の馬場適性には自信をのぞかせた。

 3月のドバイ・シーマクラシックではダノンデサイルの2着に敗れているが「当時は休み明けで100%ではなかった。今回は前走と同じ100%の状態。ダノンデサイルも素晴らしい馬だけど、リベンジの準備はできている」と闘志を燃やし「カランダガンのことはよく分かっているから」と力を込めた。最強の走りで王者の実力を証明する。(角田 晨)

田中博調教師が見学

 ○…カランダガンの調教を田中博調教師(39)=美浦=も見学。「せっかくの欧州最強馬なので、ここ3日間見させていただきました。とても軽くていい馬ですね」と動きにほれぼれ。「これだけの馬が来ることに価値があると思います」と、騎手時代からフランスに縁が深く、今年はアロヒアリイで凱旋門賞に参戦したトレーナーも感激を口にした。

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