16日、東京競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1600m・14頭)が行われ、スタートでは出遅れて序盤は後方追走となった戸崎圭太騎手騎乗の1番人気リターンラルク(牡2、美浦・大竹正博厩舎)が、ポジションそのままに直線へ向いて馬場の大外に持ち出されると、一旦は完全に抜け出して先頭に立っていた6番人気ウインフェニックス(牡2、美浦・奥平雅士厩舎)をゴール寸前一気の伸び脚で豪快に捕らえて差し切り、最後はクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒7(重)。
さらに3/4馬身差の3着に、2番人気デルカイザー(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が入った。なお、3番人気テンノハゴロモ(牝2、美浦・尾形和幸厩舎)は4着。
勝ったリターンラルクは、父ディープインパクト、母リターンキャスト、その父ノーザンテーストという血統。半兄には、2007年2月の新馬戦(京都芝1800m)を8馬身差で圧勝したオーシャンエイプスがいる。
【勝ち馬プロフィール】
◆リターンラルク(牡2)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・大竹正博
父:ディープインパクト
母:リターンキャスト
母父:ノーザンテースト
馬主:山科統
生産者:バンダム牧場