ゴールドシップは得意の条件で実力を見せつける/宝塚記念

2013年06月18日 12:00

 天皇賞・春では断然の1番人気を裏切り、よもやの敗戦を喫したゴールドシップ。この中間は主戦の内田博が栗東に駆けつけるなど、巻き返しに向けて熱のこもった調整を続けている。注目の1週前追い切りは栗東坂路で4F56秒2-12秒5(G一杯)をマーク。シルクシュナイダー(5歳1600万下)に2馬身半先着し、右ステッキ3発に呼応して力強く伸びた。そして、16日には栗東CWで5F68秒8-12秒3(馬なり)。馬体に締まりが出て、上々の気配を示した。今浪厩務員も「16日はCWで追ったが、手綱を持ったままで、しまい12秒台をマーク。トモに丸みが出てきたし、前回よりも調子は上向いているよ」と愛馬の好調をアピール。「バテずに伸びるタイプで、直線に坂のある阪神は合っている」と、コース変わりにも自信満々だ。急坂のある阪神&中山では(4・1・0・0)とほぼ完璧な成績。得意の条件で改めて実力を見せつける。

 まさに充実一途のフェノーメノ。春の天皇賞で待望のGIタイトルを獲得し、最も勢いに乗っている。1週前追い切りは蛯名を背に美浦Wで6F80秒1-12秒9(仕掛け)。ラッキーバニラ(6歳オープン)を外から一気に抜き去り、動きは上々。馬体の張り、肌ツヤも素晴らしく、出来は高いレベルで安定している。「1週前はジョッキーに感触をつかんでもらった。リズム良く走れていたね。オンとオフの切り替えが上手になっているし、GIを勝って風格のようなものも出てきた」と戸田師も自信たっぷりの表情を見せる。距離や展開にかかわらず自由自在に立ち回れるセンスの良さが、この馬の持ち味。昨年のジャパンCで完敗を喫したジェンティルドンナが相手になるが、成長を遂げた今なら逆転も夢ではない。

提供:デイリースポーツ

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