25日、大井競馬場で第3回優駿スプリント(3歳・ダ1200m・1着賞金1200万円)が行われ、道中は中団のインコースを追走していた山崎誠士騎手騎乗の2番人気ハードデイズナイト(牝3、川崎・佐々木仁厩舎)が、直線に向いて残り200mで4番手追走から先に抜け出しを図った3番人気オキナワレッド(牝3、川崎・八木正喜厩舎)を内から一気に交して先頭に立ち、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒0(重)。
さらに3.1/2馬身差の3着に、中団待機策からゴール前でしぶとく脚を伸ばした4番人気オグリタイム(牡3、大井・栗田裕光厩舎)が入った。なお、御神本訓史騎手の落馬負傷により、福山時代の主戦・佐原秀泰騎手で挑んだ1番人気カイロス(牡3、大井・佐野謙二厩舎)は道中3番手を追走するも、直線に向いて伸びを欠き8着に終わった。
勝ったハードデイズナイトは、父サウスヴィグラス、母プロフュージョン、その父ジョリーズヘイローという血統。水沢遠征で重賞初制覇を飾った4月29日の留守杯日高賞(1600m)、6番人気で快勝した前走・優駿スプリントトライアルに続く3連勝で、2度目の重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ハードデイズナイト(牝3)
騎手:山崎誠士
厩舎:川崎・佐々木仁
父:サウスヴィグラス
母:プロフュージョン
母父:ジョリーズヘイロー
馬主:(有)グランド牧場
生産者:グランド牧場
通算成績:15戦5勝(重賞2勝)