29日、佐賀競馬場で第1回遠賀川賞(3歳上・ダ1400m・1着賞金60万円)が行われ、道中3番手で運んだ長田進仁騎手騎乗の1番人気イーグルショウ(牡9、佐賀・土井道隆厩舎)が、4コーナー手前で先頭に立つとそのまま後続を突き離して悠々と押し切り、直線に向いて脚を伸ばした2番人気マイウエイ(牡7、佐賀・松島寿厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分29秒3(良)。

　さらに2馬身差の3着に、5番人気エフケーフィル(牡9、佐賀・浜田一夫厩舎)が入った。なお、3番人気ミライカントリー(牡7、佐賀・松島寿厩舎)は5着に敗れている。

　勝ったイーグルショウは、父スエヒロコマンダー、母ジェイドストリーク、その父ジェイドロバリーという血統。2010年の川崎マイラーズを制し、その後も南関東の重賞戦線で活躍を続けた実力馬が佐賀へ移籍。このレースが当地初戦だったが、地力の違いを余すところなく発揮して通算12勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆イーグルショウ(牡9)
騎手：長田進仁
厩舎：佐賀・土井道隆
父：スエヒロコマンダー
母：ジェイドストリーク
母父：ジェイドロバリー
馬主：安徳義則
生産者：飛渡牧場
通算成績：53戦12勝(重賞2勝)