開幕週の中京で強い日差しを浴びながら素質馬が初陣を飾った。
エルノルテ(牝、父ディープインパクト、栗東・音無)が快勝。1.8倍の圧倒的な1番人気に応えた。道中は中団を追走し、直線で外へ持ち出すと力強く加速。逃げ込みを図る11番人気
フェブノヘア(4着)をとらえ、6番人気
モズハツコイ(2着)の急追を頭差でしのぎ切った。勝ちタイムは1分22秒9。母シーズオール
エルティシュは08年のボニーミスS・米GIIの勝ち馬で、その父
エルティシュは94年のBCジュヴェ
ナイル・米GIの2着馬。ひとつ上の全兄は新馬戦、万両賞を連勝した
アドマイヤオウジャで飛躍が楽しみだ。3着はさらに1馬身3/4差で続いた
ブランネージュ(8番人気)が入った。
福永は「まだビッシリやっていなかったから全然動けなかったが、それでも勝つあたり、能力がある。叩いたことで変わると思うし楽しみ」と将来性を高く評価。今後はいったん放牧に出される。
提供:デイリースポーツ