27日、東京競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1600m)は、C.ルメール騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝190円)ブレーヴハート(牡2、美浦・加藤征弘厩舎)が、好位追走から直線外めを鋭く伸び、5番人気ジェイケイワンダーに3.1/2馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分40秒7(良)。さらにクビ差の3着に6番人気アポロベルーガが入った。
勝ったブレーヴハートは、父サンデーサイレンス、母が95年仏オークス(仏G1)を制したカーリング(その父Garde Royale)という血統。半兄に03年中山記念、マイラーズC(共にG2)を制し、明日ジャパンCダート(G1・ダート2100m)に出走するローエングリン(牡5、美浦・伊藤正徳厩舎)がいる。
東京5R・2歳新馬(芝1400m)は、北村宏司騎手騎乗の6番人気ストロングシグマ(牡2、美浦・増沢末夫厩舎)が道中4番手追走から直線馬場中央を伸び、先行から内で粘る7番人気スマーティアイダホを1馬身差捕らえ快勝した。勝ちタイムは1分24秒0(良)。さらに1馬身差の3着に外を伸びた5番人気メジロトンキニーズが入った。
勝ったストロングシグマは、父ブライアンズタイム、母ビルトシェーン(その父Cure the Blues)という血統。伯父に96年中京3歳S(OP)を勝ち、97年共同通信杯(G3)でメジロブライトの3着となる活躍を見せたペイストリーシェフ(父Chief's Crown)がいる。ブライアンズタイム産駒は、今季のJRA・2歳戦では7頭目の勝ち上がり。