国内復帰戦となるトレイルブレイザー。6月上旬に帰厩後はCWやDPを使って入念に調整してきた。池江師は「乗り込みはしっかりできているので、あとは気持ちひとつかな」と精神面をポイントに挙げた。前3走は2桁着順が続いており「馬が完全にやめてしまっている。まだ気持ちが走る方に向いていないね」と最後まで慎重な姿勢を崩さなかった。
6歳馬モンテエンは心身ともに若い。キャリアはまだ16戦。昨年暮れのディセンバーS5着の後は、左前球節炎で休養していた。松山康師は「ここまで大事にやってきた。その分、疲労度はない。体にフレッシュな部分が残っているし気持ちも若い。見た目には余裕があるが、今週のひと追いで仕上がるはず」と順調をアピールした。
提供:デイリースポーツ