陶文峰騎手騎乗のドリームクラフトが直線で鋭く抜け出して重賞初制覇/岩鷲賞・水沢(写真提供:岩手県競馬組合)
7日、水沢競馬場で第45回岩鷲賞(3歳上・ダ1400m・1着賞金300万円)が行われ、道中は中団に待機していた陶文峰騎手騎乗の3番人気ドリームクラフト(牡7、岩手・平沢芳三厩舎)が、直線に向いて外から勢いよく脚を伸ばして豪快に差し切り、早め先頭から粘った2番人気ロッソコルサ(牡4、岩手・千葉幸喜厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒1(重)。
さらにハナ差の3着に、ゴール前で大外を強襲した4番人気スズヨシーズン(牡8、岩手・石川栄厩舎)が入った。なお、1番人気スーパーワシントン(牡10、岩手・佐藤雅彦厩舎)は7着に敗れている。
勝ったドリームクラフトは、父アグネスデジタル、母マイネスプレンダー、その父サンデーサイレンスという血統。2008年6月にJRAでデビューし、500万勝ち2つを含めて3勝。今年の春からは、活躍の場を求めて新天地岩手に移籍し、当地6戦目で豪快な差し脚を披露して嬉しい重賞初制覇。通算5勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ドリームクラフト(牡7)
騎手:陶文峰
厩舎:岩手・平沢芳三
父:アグネスデジタル
母:マイネスプレンダー
母父:サンデーサイレンス
馬主:松田敬一
生産者:ビッグレッドファーム
通算成績:39戦5勝(JRA33戦3勝、重賞1勝)