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1億円超え8頭!平均購買価格もアップ/セレクトセール1歳・総括

2013年07月08日 20:30

セレクトセール1歳、最高価格は1億8000万円のシーズオールエルティッシュの2012

 北海道ノーザンホースパークで国内最高額のセリ市「セレクトセール2013」の1歳セリが開催された。今年はアベノミクス効果(?)が期待される中での開催だったが、最高価格馬については昨年の“アドマイヤキラメキの2011(父ディープインパクト)”に付けられた2億5000万円には及ばず、“シーズオールエルティッシュの2012”の1億8000万円が最高価格。しかし、1億円以上の馬については昨年の5頭に対して8頭出るなど、全体的には高値を記録していて、平均購買価格も昨年に比べると上昇した。

 特にディープインパクト産駒については欠場した“ララアの2012”を除く上場された12頭が全て売却され、そのうち6頭が1億円超え。それ以外の馬も軒並み高値が付いており、正にディープインパクトの獲り合いが繰り広げられていた様相だ。最高価格となった“シーズオールエルティッシュの2012”は、アドマイヤの冠名でおなじみの近藤利一氏が落札。関節の柔軟性が高く、ディープインパクト産駒にしてはボリューム感のある馬体で、幅が薄く軽さで走る兄のアドマイヤオウジャとは違うタイプ。バネの良さが目立っていて、来年の活躍が楽しみだ。

 注目されていたディープインパクト産駒の“スイープトウショウの2012”は寺田千代乃氏が1億円で落札。これについては寺田氏が「落としたというよりおちたという感じ」とコメントしていたように、リザーブ価格1億円という設定もあって、あまり参加者が少ないセリとなった。

 ディープインパクト産駒以外ではキングカメハメハ産駒の“トゥザヴィクトリーの2012”が1億500万円で最高価格。兄のトゥザグローリーほど骨太ではないが、皮膚の薄さやトモの容量が目立っていて、これも順調にいけば来年のクラシック戦線を賑わす馬になりそうだ。

 取引頭数257頭、落札率87.9%、落札総額61億6070万円はいずれも1歳馬セリでは過去最高。これを受けて主催者の吉田勝己氏は「大成功。マレーシア、カタール、シンガポール、中国など海外の方がたくさん来てくれて、ディープインパクト産駒やステイゴールド産駒の海外での活躍もあって、本気で買いに来てくれていた。来たら買いたくなる雰囲気作りもうまくいったと思う。また、全体的に競っている人数も多かった。しかし、これらの要因は良い馬を出せたことが全て。あとは走らせないとね」と語った。

 明日の当歳セリもディープインパクト産駒17頭をはじめ、222頭がスタンバイ。本日同様、盛況な開催となりそうだ。

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