7月14日(日)中京芝1400mの新馬戦でのデビューが予定されているロードストーム(栗東・安田隆行厩舎)。ロードカナロアの半弟ということで、かなり注目を集めているが、7月3日の坂路では、4F51.5秒をマークしており、現時点でもかなりのスピードを見せている。

　今朝10日は、レースで騎乗予定の浜中俊騎手が跨って、CWコースでの3頭併せ。バジンガ、レッドアルヴィスが先行する流れを最後方から追走。新馬としては、かなり酷な状況だったが、前半からスピードに乗って追走。直線では最内に入って、前に遅れることなく同入している。

　時計は6F81.0〜5F65.3〜4F50.9〜3F36.9〜1F12.3秒とかなり速かったが「ジョッキーも少しフワフワしたところがあると言っていました」と、安田隆行調教師は渋い表情。ただ、これについては「お兄ちゃん(ロードカナロア)が偉大すぎるので、それと比較してしまうと、基準がすごく高いレベルにあるので『まだまだ』と思ってしまうんですよね」とのこと。ただ、現在、栗東に入厩している2歳新馬では、トップクラスの動きをしているだけに、自然と結果はついてくるような気がする。(取材・写真：井内利彰)