20日、函館競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・13頭)が行われ、スタート後にすんなり2番手へ取り付いた北村宏司騎手騎乗の1番人気サトノフェラーリ(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が、3〜4コーナーで先頭に並びかけると直線に向いてそのまま抜け出し、先手を取って粘り込みを図った4番人気ウェーブゴールド(牡2、栗東・松田博資厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒8(良)。
さらにクビ差の3着に、中団待機策からゴール前で追い上げた2番人気カアナパリビーチ(牝2、栗東・松田国英厩舎)が入った。
なお、重賞4勝馬サンカルロの全弟で、3番人気に推されたシュターツオーパー(牡2、美浦・大久保洋吉厩舎)は、折り合いを欠くシーンも目立ち7着に敗れている。
勝ったサトノフェラーリは、父ディープインパクト、母サトノアマゾネス、その父Danehillという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆サトノフェラーリ(牡2)
騎手:北村宏司
厩舎:美浦・藤沢和雄
父:ディープインパクト
母:サトノアマゾネス
母父:Danehill
馬主:里見治
生産者:社台ファーム