3日、名古屋競馬場で行われたゴールド争覇(3歳上、ダート1900m・1着賞金300万円)は、岡部誠騎手騎乗の6番人気キジョージャンボ(牡4、愛知・井上正厩舎)が、道中4番手追走から4角で先頭に立つと1番人気タカラアジュディの追撃を1/2馬身差退け優勝した。勝ちタイムは2分02秒8(良)。さらにクビ差の3着には外から伸びた5番人気ストロングライフが入った。
勝ったキジョージャンボは、父パークリージェント、母がアングロアラブのキジョーオダイ(その父フロルア)という血統。同馬は、昨年の9月から今年4月のアラブチャンピオン賞で2着するまで13連勝したほか、これまでに名古屋杯などアラブ重賞を5勝していたが、サラ重賞は今回が初制覇となった。通算成績は40戦23勝。鞍上の岡部誠騎手、管理する井上正調教師ともに同レース初制覇。