クリスマス斎藤師「クリスマスの時季に向けて盛り上げていきたい」/函館2歳S

2013年07月22日 12:01

1番人気に応え、函館2歳Sを制したクリスマス&丸山=函館競馬場

「第45回函館2歳S・GIII」(芝1200m)は21日、函館11Rに16頭で争われ、1番人気のクリスマス(美浦・斎藤)が世代初の重賞ウイナーとなった。前走と同じく好スタートを切ったが、きょうは2番手からの競馬。直線に向くと鞍上のゴーサインに応えて、しっかりと脚を伸ばして快勝。完成度の違いを見せつけるレースとなった。勝ちタイムは1分9秒6。2馬身差の2着には9番人気のプラチナティアラ、さらに2馬身差の3着には8番人気のトーセンシルエットが入った。

 季節外れの“クリスマスプレゼント”を手にした丸山は、左手で力強くガッツポーズ。「自信はありました。自分の競馬をすれば勝ち負けだと思っていた」と満面の笑みをうかべ、自身2度目となる重賞制覇をかみしめた。2番手からの競馬になったことについては「行く馬がいれば行かせようと思っていた。持ち味のスタートとスピードを殺さないようにして、スムーズに回ってくることだけを考えた」とコメント。冷静な判断で愛馬を歓喜のゴールへとエスコートした。

 斎藤師は「この馬の力を証明できた」と満面の笑みを浮かべた。懸念された馬体重も、プラス8キロの426キロ。「ふっくら見せて、いい状態でした」。今後は北海道浦河町の吉澤ステーブルに放牧に出され、年内は阪神JF(12月8日・阪神、芝1600m)を最大目標に調整される。「クリスマスの時季に向けて盛り上げていきたい」とひと回り成長した姿で2歳女王を目指す。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。