危なげなくデビューVを決めたキーンソード(左)=函館競馬場
トップスタートからハナを奪った2番人気のキーンソード(牡、父リンカーン、美浦・黒岩)が力強く押し切り、初陣を勝利で飾った。2番手を先行した1番人気のアイノデンドウシ(2着)と勝負どころから一騎打ちの様相。直線入り口で鞍上の三浦がゴーサインを送ると、反応良くギアを上げてライバルを振り切り、最後は3馬身半差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分11秒0。さらに6馬身離れた3着には3番人気のサクラスマートが入った。
三浦は「スピードの違いで逃げたが、子どもっぽくて直線もずっとハミを取りませんでした。前に馬を置けばもっと伸びると思います」と、かなりの伸びしろを感じている様子だった。
提供:デイリースポーツ