5日、中京競馬場で行われたつわぶき賞(2歳500万下・芝1200m)は、中舘英二騎手騎乗の2番人気ツルマルオトメ(牝2、栗東・坂口正則厩舎)が、好位追走から早めに抜け出すと、外に持ち出した3番人気ケイアイブーケの追撃をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分10秒5(稍重)。さらに3/4馬身差の3着には5番人気ベストマインドが入った。

　勝ったツルマルオトメは、父タイキシャトル、母メモリーズオブロニー(その父Storm Cat)という血統で、半兄に現2勝のトーホウファイター(牡3、栗東・石坂正厩舎、父エルコンドルパサー)がいる。7月24日デビュー戦(小倉・芝1200m)をレコードタイムで快勝するが、次走のダリア賞(OP)では2着に惜敗する。続く小倉2歳S(G3)、かえで賞(2歳500万下)共に2番人気に支持されるもそれぞれ6着、3着に敗れ、前走・ファンタジーS(G3)では6着に敗れていた。通算成績6戦2勝。