スピードの違いで圧逃した。二の脚を利かせてハナを奪った
ベルカント(牝、父サクラバクシンオー、栗東・角田)が5馬身差で圧勝。単勝1.5倍の圧倒的1番人気に応えた。
スピードに乗った軽快な逃げで風を切り、手応え十分に直線を向くと、持ったままで後続を突き放して勝負を決めた。勝ちタイムは1分8秒4。2番人気の
ハッピーロングランが中団から脚を伸ばして2着。さらに1馬身半差の3着には4番人気の
アップカレントが入った。
「スタートはあまり良くなかったけど、二の脚が速かった」と武豊。気合をつけたのは4角だけの楽勝に「いい
スピードを持っている。短距離戦でかなりやれそう」と将来性に太鼓判を押した。今後は小倉2歳S(9月1日・小倉、芝1200m)で重賞初Vを狙う。
提供:デイリースポーツ