武豊騎手騎乗のシンボリクリスエス産駒、ハンターバローズがゴール前で抜け出し新馬勝ち
4日、小倉競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・16頭)が行われ、スタート後の正面スタンド前で2番手を確保した武豊騎手騎乗の4番人気ハンターバローズ(牡2、栗東・藤沢則雄厩舎)が、4コーナーから直線入り口で先頭に並ぶと残り50mで僅かに抜け出し、中団待機策からゴール前では内から迫った3番人気プロクリス(牝2、栗東・松田国英厩舎)など、後続の追撃を振り切ってクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒5(良)。
さらにアタマ差の3着に、外から追い込んだ7番人気ワクワクカンヲ(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が入った。なお、1番人気エイシンエルヴィン(牡2、栗東・中尾秀正厩舎)もゴール前で上位争いに加わったが態勢不利の4着まで、2番人気レッドカイザー(牡2、栗東・角居勝彦厩舎)は、8着に敗れている。
勝ったハンターバローズは、父シンボリクリスエス、母テンザンビーナス、その父サンデーサイレンスという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆ハンターバローズ(牡2)
騎手:武豊
厩舎:栗東・藤沢則雄
父:シンボリクリスエス
母:テンザンビーナス
母父:サンデーサイレンス
馬主:猪熊広次
生産者:藤原牧場