◆キングジョージへの調教中に競走生命を断たれる大怪我を負ったセントニコラスアビーは順調な回復を見せている。「彼は奇跡の馬」とA・オブライエン調教師。
◆カタールのシェイク・ジョアン殿下と専属契約を結んだL・デットーリ騎手がJour de galop紙のインタビューに応じた。デットーリ騎手は「ジョアン殿下は2、3年後には世界でも有数の馬主になると思う。ゴドルフィンを円満に去ることは出来なかったが、今は新たなチャレンジが素晴らしいモチベーションとなっている」などと語った。
◆フランスの年度代表馬シリュスデゼーグル(セン7・C・バランドバルブ)がGIIIで敗れる波乱が起きた。サンクルー大賞、Kジョージに続く3連敗で、陣営は今年も英チャンピオンSを最大目標としているが、年齢的な衰えは隠せない。
◆昨年の独ダービーでノヴェリストを下し優勝したパストリアス(牡4、M・ホーファー)が12日早朝の調教中に骨折したことが分かった。今年は4月のガネー賞を制した後、シンガポール航空国際C、エクリプスSと連敗が続いていた。(取材:沢田康文)