18日、新潟競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・15頭)が行われ、スタートを決めて道中2番手で運んだ杉原誠人騎手騎乗の6番人気ケンブリッジベスト(牡2、栗東・森秀行厩舎)が、4コーナーで先頭に立つと長い直線をそのまま粘り込んで、ゴール前でじわじわと脚を使って2着を確保した15番人気ボールドジュニア(牡2、美浦・星野忍厩舎)などの追撃をアタマ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分53秒1(良)。
さらにハナ差遅れた3着に、中団待機策からゴール前で追い込んだ5番人気タイセイクルーズ(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が入った。なお、1番人気ライアンセンス(牡2、美浦・田村康仁厩舎)は6着、3番人気ナンヨーコトネ(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)は8着、2番人気レッドリベリオン(牡2、美浦・戸田博文厩舎)は10着にそれぞれ敗れている。
勝ったケンブリッジベストは、父が2007年の皐月賞を制したヴィクトリー、母ケンアマツカゼ、その父マーベラスサンデーという血統。2013年新種牡馬として産駒を送り込む父にとって、嬉しいJRAでの初白星が挙がった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ケンブリッジベスト(牡2)
騎手:杉原誠人
厩舎:栗東・森秀行
父:ヴィクトリー
母:ケンアマツカゼ
母父:マーベラスサンデー
馬主:中西宏彰
生産者:ケンブリッジバレー