2番手で折り合った2番人気の
マルカロゼッタ(牡、父ゴールドアリュール、栗東・今野)が、直線で力強く抜け出し2馬身差をつける完勝劇で白星スタート。勝ちタイムは1分49秒3。2着は逃げ粘った6番人気の
ツァーリ、さらに3馬身半差の3着には4番人気の
サイモンジャスミンが入った。なお、1番人気の
トーセンパピーは終始、集中力に欠ける走りで11着のしんがりに敗れた。
内田博は「僕は何もしていない。馬が強いだけ。調教は念入りにやってあったし楽に追走もできたね」と地力を高く評価する。母系は95年ダービー馬・タヤスツヨシの一族。今野師は、期待馬だっただけに「ホッとしました。今後はダート路線で」とうなずいた。
提供:デイリースポーツ