11日、阪神競馬場で行われたエリカ賞(2歳500万下・芝2000m)は、M.デムーロ騎手騎乗の6番人気トーセンマエストロ(牡2、栗東・飯田雄三厩舎)が道中最後方からレースを進め、直線外に持ち出すと、先に抜け出した2番人気アドマイヤコングを2.1/2馬身差し切って快勝した。勝ちタイムは2分02秒5(良)。さらに1/2馬身差の3着には3番人気セイウンビバーチェが入り、圧倒的1番人気(単勝110円)に支持されたサムライハートは5着に敗れた。
勝ったトーセンマエストロは、父トワイニング、母フェードエリカ(その父マルゼンスキー)という血統で、半姉には99年マーメイドS(G3)2着のキクノスカーレット(牝10、父ヘクタープロテクター)がいる。デビュー3戦目(阪神・芝1200m)で勝ち上がるも、前々走は6着、前走は8着にそれぞれ敗れていた。通算成績6戦2勝。