ビシッと追い切りを行えたコスモネモシン(撮影:佐々木祥恵)
9月1日(日)に新潟競馬場で行われる新潟記念(GIII・3歳以上OP・ハンデ・芝2000m)に出走予定の
コスモネモシン(牝6・清水英克厩舎)と
アカンサス(牝5・畠山吉宏厩舎)の1週前情報。
コスモネモシンについて、清水英克調教師。
「前走のクイーンS(GIII・芝1800m・7着)は、体を一気に絞り過ぎたというのもあると思います。2走前の函館記念(GIII・芝2000m・16着)がマイナス12、前走がマイナス10ですからね。トレセンではなく、競馬場で仕上げる難しさもあると思います。馬場入りをごねる面もありますが、今日(8/22)はそのあたりは割とスムーズでした。いつもは北の内側(北B)のコースで追い切りますが、今日はあえて外(北C)コースで追い切りました。日曜日(8/18)にバカついてしまったので、これまで癖馬を矯正してきた経験もある助手(嶋田)を乗せて、遊ばせないように拍車を着けてビシッとやりました。直線では尻尾を振ったりしていましたが、時計は速かったですし、体調も良いですよ。これがレースで良い方に出てくれればと思っています」
アカンサスについて、畠山吉宏厩舎の白崎調教助手。
「前走の中京記念(GIII・芝1600m・12着)は、具合も良かったのですが、馬場も結構悪かったですし、直線でもう少し外に出せれば良かったのですけどね。今週(8/22)はウッドチップコースで、終い重点の追い切りをしました。動きは悪くないですし、体調も良さそうですが、若い頃よりも大人しくなってきた感じもしますね。以前は坂路で追い切っていましたが、ここのところ成績も出ていませんし、負荷をかける意味でウッドチップで追い切っています。直線は長い方が良いので、新潟は合っていると思います」(取材・写真:佐々木祥恵)