3馬身差をつけ優勝した小国博行騎手騎乗の4番人気ビービーコモンビービーコモン
22日、門別競馬場で第34回王冠賞(3歳・ダ2600m・1着賞金400万円)が行われ、レース序盤は後方グループを追走していた小国博行騎手騎乗の4番人気ビービーコモン(牡3、北海道・堂山芳則厩舎)が、2周目3コーナーで一気にスパートを開始。その後は、早めスパートで先頭に立った3番人気クラグオー(牡3、北海道・堂山芳則厩舎)を楽々と振り切り、最後は3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分51秒4(稍重)。
さらに9馬身差の3着に、2番人気レオニダス(牡3、北海道・田中淳司厩舎)が入った。なお、1番人気ミータロー(牡3、北海道・田中淳司厩舎)は6着だった。
勝ったビービーコモンは、父バブルガムフェロー、母イシノエディーナ、その父ラムタラという血統。春までは川崎所属として活躍していたが、7月から北海道に移籍。門別2戦目の前走・日高こんぶ特別(門別ダ1800m)で古馬を完封した勢いそのままに、道営3冠最後の長丁場で圧勝して嬉しい重賞初制覇。通算5勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ビービーコモン(牡3)
騎手:小国博行
厩舎:北海道・堂山芳則
父:バブルガムフェロー
母:イシノエディーナ
母父:ラムタラ
馬主:(有)坂東牧場
生産者:高山博
通算成績:14戦5勝(重賞1勝)