12日、中山競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1200m)は、藤田伸二騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)フォーカルハイパー(牡2、美浦・古賀史生厩舎)が道中2番手追走から直線半ばで抜け出すと、直線追い込んだ2番人気マイティスプリングに1.3/4馬身を付け快勝した。勝ちタイムは1分13秒7(良)。さらに1/2馬身差の3着に逃げた4番人気グラスジャスミンが入った。
勝ったフォーカルハイパーは、父ホワイトマズル、母フォーカルプレーン(その父スプレンディドモーメント)という血統。半兄に今年の京成杯(G3)など現2勝フォーカルポイント(牡3、美浦・河野通文厩舎、父エンドスウィープ)がいる。
中山5R・2歳新馬(芝2000m)は、藤田伸二騎手騎乗の4番人気アクレイム(牡2、美浦・秋山雅一厩舎)が、中団追走から直線内を突くと、先に抜け出した3番人気シャイニングスルーを3/4馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは2分05秒0(良)。さらに2馬身差の3着には11番人気ユウタージャックが入り、マンハッタンカフェ(父サンデーサイレンス、02年有馬記念-G1)の全弟で1番人気に支持されたニューヨークカフェはさらに1.1/4馬身差の4着に敗れた。
勝ったアクレイムは、父スペシャルウィーク、母アカンプリッシュ(その父トニービン)という血統で、祖母がリストレーション(父ノーザンテースト、牝馬東京タイムズ杯-G3)になる。