エイシンキサナドゥのデビュー戦はゲートを出た直後に挟まれるなど、スムーズさを欠きながら、直線は鋭い伸びで2着に0秒2差をつけて勝利。高い能力の一端を見せた。田中助手は「かなり強引な競馬になりましたが、勝ったのが大きいですね」と振り返る。初戦は530キロと余裕残しだっただけに「大型馬ですし、使って良化している。最終週の馬場も合いそうですね」と前向きだ。

　ラブリープラネットが好ムードだ。中京の新馬戦をV。稍重で勝ち時計こそ平凡だが、次位を0秒6も上回るメンバー最速の上がり34秒6の末脚は際立った。五十嵐師も「まだ若いが、おっとりしているし、折り合いもついたね」と評価。中間はここを目標に意欲的な調教メニューを消化。「順調にきている。こっちが思っている以上に大人だから」と初コースにも不安はない様子だ。

提供：デイリースポーツ