12日、01年
ハリウッドダービー(米G1)などを制し、03年の
ジャパンC(G1)にも出走(8着)した
デノン Denon(牡6、米・R.
フランケル厩舎)が現役を引退し、伊・ヴァレーゼで種牡馬入りすることになった。
デノンは、父Pleasant Colony、母Aviance(その父Northfields)という血統。半姉がチャイムズオブ
フリーダム Chimes of Freedom(父Private Account、コロネーションS-英G1)、甥にスピニングワールド(父Nureyev、BCマイル-米G1)、牝系はエルグランセニョール El Gran Senor(父
Northern Dance、愛ダービー-愛G1)と同じ一族。01年
フォンテンブロー賞(仏G3)を制し、同年の仏2000ギニー、ジャンプラ賞(共に仏G1)3着後に、米・R.
フランケル厩舎に移籍。移籍初戦で
ハリウッドダービー(米G1)を勝ち、翌年はチャールズ
ウィッティングハムH、ターフクラシック招待S(共に米G1)を制覇。03年
ジャパンC直前に「
フサイチ」の冠名でお馴染みの関口房朗氏が購入。
ジャパンC(G1)8着、香港C(香G1)11着後に休養入りし、今年10月のシカモーアBCS(米G3)で復帰するも5着に敗れ引退となった。通算成績22戦6勝(G1・4勝)。