ワールドシリーズ・レーシング・
チャンピオンシップの最終戦・香港C(香G1)が12日、香・シャティン競馬場で行われ、その結果本年度の世界チャンピオンに、ドイツ馬エパロ
Epalo(牡5、独・A.シュッツ厩舎)が輝いた。
シンガポール国際航空C(星G1)を圧勝したエパロは、アーリントンミリオン(米G1)でも3着し、計16ポイントを獲得、ドイツ馬として初優勝を飾った。
スラマニ Sulamani(牡5、英・S.ビン・スルール厩舎)も、カナディアン国際S(加G1)を優勝し、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)で3着、計16ポイントを獲得したものの、獲得賞金の差でエパロに及ばず2位に終わっている。
日本馬としては、
ジャパンC(G1)で優勝したゼンノロブロイ(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)が12ポイントを獲得し、3位タイとなっているほか、
ジャパンCで2着した
コスモバルク(牡3、北海道・田部和則厩舎)が17位タイとなっている。
また、騎手部門では計27ポイントを獲得したL.デットーリ騎手(33)、調教師部門では計30ポイントを獲得したS.ビン・スルール調教師、馬主部門では計30ポイントを獲得したゴドルフィンが優勝している。