5日、名古屋競馬場で第7回秋桜(あきざくら)賞(3歳上・牝・ダ1400m・1着賞金400万円)が行われ、道中3番手で運んだ大畑雅章騎手騎乗の2番人気ピッチシフター(牝3、愛知・川西毅厩舎)が、4コーナーで楽々と先頭を奪うと直線に向いて後続を一気に突き放し、中団から脚を伸ばした3番人気スウィングダンス(牝6、愛知・瀬戸口悟厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒6(重)。
さらに2馬身差の3着に、6番人気ギオンゴールド(牝7、佐賀・九日俊光厩舎)が入った。なお、1番人気マンボビーン(牝5、兵庫・野田学厩舎)は精彩を欠いて10着に敗れている。
勝ったピッチシフターは、父スズカマンボ、母サンディシフター、その父Crafty Prospectorという血統。前走・金沢のMRO金賞(ダ1700m)では、他地区の同世代牡馬を相手に快勝し、地元戦の今回も古馬牝馬相手に力強く抜け出して4度目の重賞制覇。通算8勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ピッチシフター(牝3)
騎手:大畑雅章
厩舎:愛知・川西毅
父:スズカマンボ
母:サンディシフター
母父:Crafty Prospector
馬主:(有)グランド牧場
生産者:グランド牧場
通算成績:19戦8勝(JRA2戦0勝、重賞4勝)