1着・テイエムキハク(右)、2着・ショーリバース(カメラ・竜田 卓)
10月13日の東京8R・プラタナス賞(2歳1勝クラス、ダート1600メートル=7頭立て)は、スタートで出遅れた
テイエムキハク(牡2歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父
ルヴァンスレーヴ)がデビュー2連勝を決めた。勝ち時計は1分38秒8(良)。
スタートは1頭だけ出遅れて最後方。それでも慌てることなく、4コーナーにかけて少しずつ位置を上げていくと、直線半ばまでは持ったまま。最後は
ショーリバース(津村明秀騎手、2着)との競り合いを1馬身差で制した。
丹内祐次騎手は「前半は砂をかぶせて勉強をさせた。強かったです。新馬と比べて落ち着きが出たのが一番ですね」と笑顔。伊藤圭調教師は「デビュー戦もスタートは遅かったけど、そのうち良くなってくると思います。距離は延びても大丈夫。札幌も強かったけど、今回も上がりが良かった」と勝ちっぷりを評価した。