18日、阪神競馬場で行われた3R・2歳未勝利(芝1200m)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気エレスサール(牡2、栗東・池江泰郎厩舎)が、好位追走から先に抜け出した1番人気サイキョウワールドを2.1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分09秒5(良)。さらにアタマ差の3着には5番人気トータチスが入った。
勝ったエレスサールは、父が新種牡馬パントレセレブル、母が96年クイーンC(G3)2着のゴールデンカラーズ(その父Mr.Prospector)という血統。半姉が現4勝のダブルネーム(牝5、父ナリタブライアン)、現5勝のチアフルスマイル(牝4、父サンデーサイレンス)で、祖母は牝馬ながら88年ケンタッキーダービー(米G1)を制したウイニングカラーズ Winning Colors(父Caro)、近親にはタップダンスシチー(牡7、栗東・佐々木晶三厩舎、父Pleasant Tap)がいる。通算成績3戦1勝。パントレセレブル(父Nureyev、凱旋門賞-仏G1)産駒は、今年のJRA2歳戦初勝利。