JRAは9日、JRA賞の騎手部門の選定基準を変更し、新たな部門を新設することを発表した。
これまで最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手の3部門はJRAのレースに加え、地方・海外の指定レースを含む成績で選定されていたが、2013年度の選考からJRAのレースのみに変更する。
また、新たな騎手部門賞として「MVJ(Most Valuable Jockey)」を新設する。「MVJ」は、JRAと地方・海外の指定レースを合わせた成績を「勝利度数」「勝率」「獲得賞金」「年間騎乗回数」の項目ごとに順位を付け、得点を配分し、総合得点により受賞者を決定する。この決定方法は、厩舎関係者の表彰における『優秀騎手賞』に準じていて、『MVJ』はその最上位の騎手となる。こちらも2013年度の選考から適用する。
提供:ラジオNIKKEI