評判通りの
スピードとセンスが光った。好位の外めで流れに乗った1番人気の
ニシノミチシルベ(牝、父タイキシャトル、美浦・手塚)が、直線でも力強く伸びて1馬身3/4差で快勝。スキのない競馬でメイクデビューをモノにした。勝ちタイムは1分38秒7。7番人気の
ダイワインテンスが手応え以上にしぶとく伸びて2着。さらに鼻差の3着には8番人気の
ミュゼミランダが入った。
92年桜花賞などGI3勝の
ニシノフラワーを祖母に持ち、母の父も98年皐月賞&菊花賞の2冠馬セイウンスカイと、西山牧場の二大傑作とも言える“結晶”が好発進を決めた。松岡は「まだ若いところはあるが、最後のアクションは良かった。距離はマイルくらいがいい」と満面の笑みを浮かべた。
提供:デイリースポーツ