中山11Rのラジオ日本賞(3歳以上オープン・ダート1800m)は、7番人気グラッツィア(柴田善臣騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒0。2馬身半差の2着に1番人気ベルシャザールが、1馬身1／4差の3着に5番人気ツクバコガネオーがそれぞれ入線。

グラッツィアは栗東・角居勝彦厩舎の5歳牡馬で、父キングカメハメハ、母フェアリーバラード(母の父Sadler's Wells)。通算成績は23戦6勝となった。

レース後のコメント
1着　グラッツィア　柴田善臣騎手
「以前に乗ったときと比べて、『あれっ？』と思うぐらい馬が変わっていました。道中も楽でした」

2着　ベルシャザール　吉田豊騎手
「初めて乗ったのですが、ビデオで見ていたイメージだと、前にがつがつ行く馬という印象があって、なだめる形で行くのかなと思っていました。しかし、実際はおっつけ気味の感じでした。直線ではうまく外に出せて、最後は地力で2着に来ましたが、もっとスタートから攻めていったほうがよかったかもしれません。いい馬です」

3着　ツクバコガネオー　勝浦正樹騎手
「ここ最近しか乗っていませんが、一生懸命に走ってくれる馬です。ゲートもスムーズに出てくれますし、大崩れしません。力をつけています」

4着　ナムラビクター　秋山真一郎騎手
「初めて乗りましたが、スムーズに流れに乗れました。最後止まったのは間隔があいた分だと思います。前の状態に戻れば、最後まで伸びてくれるのではないでしょうか」

5着　マーチャンテイマー　田辺裕信騎手
「強い競馬をしましたが、外枠でしたし、終始外目を回らされる展開になりました。折り合いもついて、今日はいい感じで運べたのですが......」

提供:ラジオNIKKEI