台風接近で開催危機も、雨中なら中山芝外回りは内外フラットか

2013年09月15日 21:35

 netkeiba.comのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、15日(日)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。

【中山芝】
・深夜・午前中と本降りで7Rまでは不良馬場。午後に入り競馬場付近は晴れ間も覗いて9R・10Rは重馬場に回復した。

・外回りコースは午前にマイル戦が2鞍あり、いずれもスローペースながら追い込みが決まったり、外々を回した馬が浮上した一方で、逃げ・先行勢の粘りもあったりと、決まり手は様々。雨中であれば、脚質・展開・枠順の要素では有利不利のないフラットな馬場か。

・午後から晴れて馬場が乾き出すと、やや前が有利になったのか先行勢での決着が続いた。

【中山ダート】
・前日のパサパサ馬場から一転し、終日不良馬場。時計も一気に速まって、11RのOP特別・ラジオ日本賞(1800m)は1分50秒0で決着した。

・1800mの脚質面は、雨中の6レースではゴール前での差しが届く展開。雨が止んだ8R以降は、4角で早め先頭に並んだ馬が2勝、2・3着には道中〜3・4角とインをロスなく立ち回った内枠勢の台頭が目立っている。

・1200mでは午前中の2鞍が前々での決着、最終12Rは1、2番人気の馬が先頭・2番手を確保したが、直線半ばで双方失速して人気薄の差し馬が殺到する形になっている。

【阪神芝】
・明け方の雨で稍重スタート。途中から降り出した雨の影響で8Rからは重馬場にランクダウン。

・終日力の要る馬場状態で、軽い切れで勝負するタイプには辛い馬場。これだけ雨が降ると明日も回復は厳しそう。狙いは小倉や函館の重馬場、不良馬場で、ある程度差してきている馬。

・馬体にはある程度の厚さが必要。また、返し馬が非常に重要で、重心の低いスムーズな走りを見せている馬は、ほとんど馬券に絡んでいた。

【阪神ダート】
・稍重スタートも、昼頃からの大雨の影響で6・7Rは重馬場、9・10Rは不良馬場でのレースだった。

・稍重くらいだとサンデーサイレンス系で骨格の軽いタイプの差しが炸裂していたが、重や不良になると次第に前残り傾向が強くなり、血統的にもミスタープロスペクター系が優勢となっていた。

・明日は雨が上がる時間と回復度合いがポイント。回復度合いによって上記のような狙い方で。

日曜日の傾向を踏まえた、月曜のオススメ穴馬は下記の通りです。

【月曜日のオススメ穴馬】
・阪神1R3番テイエムトッピモン(馬場合いそう)
・阪神2R5番トップザサブライ(馬場合いそう)
・阪神3R3番ロココキャンドル(馬場合いそう)
・阪神4R15番ニシノヒメゴト(馬場合いそう)
・阪神7R7番ショウナンバーキン(馬場合いそう)
・阪神8R10番ゴーイングベル(馬場合いそう)
・阪神9R3番アシュヴィン(前走評価できる)
・阪神10R4番ハギノサキガチ(馬場合いそう)
・阪神11R7番アルティシムス(道悪得意)
・阪神12R12番タガノレオーネ(馬場合いそう)

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