ロゼカラーの娘、ヴィンテージローズが小牧騎手に導かれ初陣を飾る
22日、阪神競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1600m・12頭)が行われ、道中は先行2頭を行かせての3〜4番手を追走していた小牧太騎手騎乗の3番人気ヴィンテージローズ(牝2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、手応えよく直線に向くと残り150mで先頭に立ち、ゴール前で後方から追い込んだ12番人気パドルウィール(牡2、栗東・中尾秀正厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒5(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に、各馬の間からしぶとく脚を伸ばした5番人気クリーブラット(牡2、栗東・石坂正厩舎)が入った。なお、2番人気ゼンノカヴァルリー(牡2、栗東・浜田多実雄厩舎)は5着、2007年の阪神JFと翌年のオークスを制したトールポピーの初仔で1番人気に推されたオリエンタルポピー(牝2、栗東・角居勝彦厩舎)は、伸び脚なく9着に敗れている。
勝ったヴィンテージローズは、父ゼンノロブロイ、母ロゼカラー、その父Shirley Heightsでという血統。半姉ローズバドは、2001年のオークス・秋華賞・エリザベス女王杯で2着ほか、重賞2勝を挙げている。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヴィンテージローズ(牝2)
騎手:小牧太
厩舎:栗東・橋口弘次郎
父:ゼンノロブロイ
母:ロゼカラー
母父:Shirley Heights
馬主:吉田勝己
生産者:ノーザンファーム