25日、中京競馬場で行われた樅の木賞(2歳500万・ダート1700m)は、小牧太騎手騎乗の4番人気ツルマルフェロー(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が道中中団からレースを進め、直線で先行馬を捕らえると、同じく中団から伸びた5番人気アドマイヤキラメキに3/4馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分49秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に3番人気マルターズビクターが入り、1番人気イブキサブデューは8着、2番人気トウキュウトップは6着に敗れた。
勝ったツルマルフェローは、父バブルガムフェロー、母は94年朝日チャレンジC(G3)を制したツルマルガール(その父サッカーボーイ)という血統。半兄に、今年の安田記念(G1)を制したツルマルボーイ(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎、父ダンスインザダーク)、03年プロキオンS、シリウスS(共にG3)2着のツルマルファイター(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎、父フォーティナイナー)がおり、半姉は昨年12月に死亡したが、昨年の野路菊S(OP)を制し牝馬クラシック路線を嘱望されたツルマルシスター(父ダンスインザダーク)がいる。8月8日のデビュー戦(阪神・芝1200m)を快勝。3ヶ月半ぶりの出走となった11月28日の前走・あけび賞(500万)では6着に敗れていた。通算成績3戦2勝。