注目馬が集った一戦を6馬身差で圧逃。4番人気の
バンドワゴン(牡、父ホワイトマズル、栗東・石坂)が一躍、スター候補に躍り出た。ダッシュ良く飛び出して先手を奪うと、終始リズムのいい走りで道中をパス。鞍上の和田が余裕を持って
ゴーサインを送ると、ス
トライドを伸ばして人気馬たち突き放し、上がりを33秒5でまとめて楽々と押し切った。勝ちタイムは1分48秒0。1番人気で母に01年エリザベス女王杯を制した
トゥザヴィクトリーを持つ
トゥザワールドが2着。勝負どころで3番手のポジションからしぶとく伸びて連対は確保した。さらに半馬身差の3着は3番人気の
メイショウチギリ、2番人気の
ドラゴンストリートは5着に終わった。
和田は「課題のゲートを決めたので思ったよりも楽になった。瞬発力勝負ではどうかと思って出して行ったが、結果的に突き放したね。器用な競馬をしてくれた」とうなずいた。
提供:デイリースポーツ