5日(土)に京都競馬場で行われる第48回デイリー杯2歳ステークス(GII・芝1600m)に出走するピークトラム(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●ピークトラムについて橋口弘次郎調教師
「新潟2歳Sは2着馬とはほとんど差が無い3着でしたからね。力をつけてきている走りだな、と感じました。スッと思った位置につけられる器用さも持ち合わせていますし、レースセンスがあって安心してレースを見ていられますね。
前走後は2週間くらい短期放牧に出して、戻ってきてからもここに向けて順調に来ています。今朝は最後の1ハロンで伸ばすような追い切りでしたが、スタートしてから軽快で、最後までしっかりと、ラスト1ハロンも12秒4で来てくれましたから、いい追い切りが出来たと思います。
今回は中団か、中団より前につけて直線抜け出すような形にできればというイメージを持っています。2歳馬で、そう簡単にはいかないとは思いますが、今までのレースを考えれば上位争いができると思います。まずは賞金を加算して、思ったレースへ使えるようになれば最高ですね。厩舎にとっても相性のいいレース(これまでにロゼカラー、ペールギュント、リディル、クラレントで4勝)ですから、それにあやかってこの馬も何とか頑張ってくれないかな、と思っているんです」
(取材:大関隼)
提供:ラジオNIKKEI