本番へ向けいい感じに仕上がっているエイシンフラッシュ/毎日王冠

2013年10月03日 12:00

福永を背に栗東CWで追い切るエイシンフラッシュ

 実戦の“予行練習”となった。今春の香港Qエリザベス2世カップ3着以来の実戦となるエイシンフラッシュは、栗東CWでトーホウストロング(5歳1600万下)との2頭併せのはずが、3コーナーから他厩舎の追い切りと重なり、4頭で並ぶような形に。それでも、直線入り口のほぼ横一線から、福永がハミをかけ直しただけで鋭く反応。先に抜け出して6F82秒6-37秒6-11秒7をマークした。

 見守った藤原英師は「いつも、どんな時でもすごい動きをしてくれる」と目を細める。09年萩S3着以来のコンビとなる鞍上も「予定通りのメニューを消化できました。しまいもしっかり伸びてくれて、いい感じで仕上がってます」と手応えをつかんでいた。

 昨年はここをステップに天覧競馬の天皇賞・秋をV。10年ダービー以来の勝利で復活を果たした。今年も同じローテで連覇を狙う。大目標は先だけに指揮官は「しまいを生かす競馬で、次へつながれば」と控えめだが、馬体、息遣いなど仕上がりは万全。本番へ向けて、存在感を示す。

 エプソムCを制して以来となるクラレントは、栗東坂路でツルマルスピリット(6歳1000万下)に堂々の1馬身先着。馬場が荒れた時間帯ながら4F52秒4-38秒4-13秒1をマークした。「先週、今週としっかり動けてますね」と橋口師も納得の表情。「休み明けですが、太め感もなくいい感じに仕上がってます。レース内容次第では、天皇賞・秋も選択肢に入るかも」と寄せる期待は大きい。

提供:デイリースポーツ

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