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スワンS、エーシントップなど今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

2013年10月03日 18:21

動き抜群だったエーシントップ(撮影:井内利彰)

 かなり涼しさを感じた先週に比べると、暑さが戻ってきた栗東。2日朝にアスファルトが湿る程度の雨は降っている。これが馬場に影響したということはないが、逆にウッドチップが乾きすぎて、Cコースは非常に走りにくい状態になっている。

【坂路/4F51.9秒】
 2日。一番時計はネロ(栗東・森秀行厩舎)の4F49.8秒。そして、4F50秒台は5頭と、先週よりも速い時計を出した頭数は少ないが、全体的な時計の出方としては、先週同様に速いとみてよい。

 派手な時計を出した馬は、調教欄を見れば、すぐに目立つが、ニューダイナスティ(栗東・石坂正厩舎)のように、4F52.7秒だと、なかなか評価が難しいところ。しかし、実際の動きを見ると、単走だったにも関わらず、気持ちの乗った走りを見せ、フットワークは豪快。その上、まっすぐ走れているところを高く評価したい。

 先週の馬場差が「-0.6秒」。今週は先週ほど速い時計ではないが、全体的な時計を見ると、やはり通常よりは速い。よって、2日、3日ともに『-0.3秒』で観測している。

【CW/5F66.5秒】
 追い切りの乗り手からは「今日は時計出てる?」の質問攻め。その理由を聞くと「すごく荒れてるから」とのこと。雨が降ったわけでもなく、馬場が悪くなる原因ははっきりしないが、確かに追い切りでの動きを見ても、大半は終い苦しむようなシーンが多い。

 時計が遅かったとはいえ、見た目の動きが抜群だったのは、エーシントップ(栗東・西園正都厩舎)。併せた相手が、新馬ウイントゥモローということで、その相手役という感じだったが、直線は引っ張りきれない感じの手応え。6F84.8〜5F69.8〜4F54.8〜3F40.3〜1F12.6秒は、ごく平凡な時計だが、帰厩して、ゆったりと調整している中で、数字以上に評価できる追い切り。予定されているスワンS(10月26日・京都芝1400m)に向けて、順調に仕上がっている。

 なお、今週の馬場差も先週同様、少し時計が掛かる『-0.1秒』で、2日、3日とも観測している。

【DP/5F64.5秒】
 Cコースのウッドチップ馬場の状態が良くないということで、トラック調教を課したい馬は、Dコースを選択。ポリトラック馬場は50頭ほどが追い切っており、先週よりも少し頭数が増えた感じ。

 当欄の常連、サンレイレーザー(栗東・高橋義忠厩舎)は、3日に、藤岡康太騎手を背に、単走での追い切り。テンからスピード感ある動きを見せ、6F78.0〜5F64.6〜4F50.4〜3F37.0〜1F11.5秒。時計は自身にとっては、大して速くない数字だが、楽にこの時計を出せるあたりが優秀。富士S(10月19日・東京芝1600m)を目指しているということなので、レースまでには、きっちり仕上がるだろう。


 なお、今週の馬場差は2日、3日とも先週と『-1.0秒』で観測している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。(取材・写真:井内利彰)

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