3日、門別競馬場で第8回道営スプリント(3歳上・ダ1200m・1着賞金300万円)が行われ、道中は先頭争いをする2頭から少し離れた3番手を追走していた井上俊彦騎手騎乗の1番人気アウヤンテプイ(牡4、北海道・原孝明厩舎)が、4コーナーで前を射程圏に捉えて直線で抜け出し、中団から脚を伸ばしてきた2番人気グランドラッチ(牡8、北海道・斉藤正弘厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分13秒3(稍重)。

　さらに3/4馬身差の3着に3番人気ファキナウェイ(牡3、北海道・田中正二厩舎)が入った。

　勝ったアウヤンテプイは、父ムーンバラッド、母バトルグレイシー、その父ミシルという血統。3歳の夏まで所属していた笠松では重賞を3勝(金沢、笠松、名古屋競馬場でそれぞれ1勝)していたが、北海道に移籍してからはこれが初めての重賞制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆アウヤンテプイ(牡4)
騎手：井上俊彦
厩舎：北海道・原孝明
父：ムーンバラッド
母：バトルグレイシー
母父：ミシル
馬主：(有)若林牧場
生産者：若林牧場
通算成績：24戦14勝(重賞4勝)